1. HOME
  2. ブログ
  3. TIPS
  4. 企業版Wechat
  5. 企業版Wechatタイムカード機能(打卡)~出退勤編~

BtoB営業ブログ

BLOG

企業版Wechat

企業版Wechatタイムカード機能(打卡)~出退勤編~

企業版Wechatタイムカード機能(打卡)~出退勤編~

企業版Wechat(Wecom)の標準機能として提供している、タイムカード(打卡)機能の概要をご紹介します。タイムカード機能は、サブ機能として出退勤と外出に分かれてますが、今回は、出退勤に絞った機能概要をご紹介いたします。(2024年6月25日時点)。

ちなみに、企業版Wechat(Wecom)では打卡を「パンチ」と日本語で訳しているのですが、日本だとイメージしづらい事を考慮し(私個人だけかもしれませんが)、本記事では「タイムカード」と表記していることをご留意ください。

また打刻操作自体は、携帯でポチっと押す、または設定により特定の条件になったら自動打刻してくれるため、本記事では、規則の設定に絞って記載します。

出退勤の規則設定

当然なのですが、一つの企業の中でも拠点、業務内容などの様々な勤務形態に応じて、出退勤規則を複数設定することが可能です。各勤務規則ごとに下記に記載する勤務分類、打刻方法、残業規則などが設定可能です。

出退勤規則設定トップ

次に具体的な規則設定についてご紹介いたします。

出退勤の勤務分類設定

固定勤務(固定上下班)

固定勤務設定

事務所でのフルタイム出勤など、固定の曜日、時間での勤務形態での利用をする際は、この規則を利用します。その際の、定義に関しては非常に細かく設定が可能です。

  • 工作日:出勤日
  • 打卡时间:出退勤時間
  • 打卡时段设置:何時から何時までの打刻を当日とみなすか?
  • 休息时间:休憩時間(勤務時間に含めない時間)
  • 弹性上下班:柔軟性。何分の遅刻、早退は許容するか?何分の事前出勤、事後退勤は通常勤務時間に含めるか?
  • 下班晚走,次日晚到:前日何分遅く退勤したら、翌営業日、何分遅く出勤していいか?
固定勤務規則設定

シフト勤務

シフト勤務設定

工場勤務やアルバイトなどシフト形態の場合にこの規則を利用します。编辑排版(シフト編集)を開くと、実際のシフトが設定可能です。具体的なシフト設定に関しては、非常に細かく設定できるように考えられていますが、ここでは割愛します。シフトのインポート機能などもあります。

フリー勤務

勤務時間が自由な従業員の場合に、この規則を採用します。設定もシンプルです。

  • 工作日:出勤日
  • 工作时长:勤務時間
  • 打卡开始时间:出勤開始時間
  • 打卡时间间隔:集計単位

打刻方法設定

携帯から打刻操作をしますので、出退勤とみなす条件を設定します。条件はGPSを使った場所(特定の住所の半径?m範囲)と、ネットワークの組み合わせにより設定可能です。当然、無条件というのも設定可能です。

打刻方法

残業規則設定

残業規則の設定は、営業日、土日、祝日それぞれに対して下記の組み合わせで設定が可能です。

  • 残業許可有無
  • 許可をする際に、申請必須有無、タイムカードベースで計算、その両方
  • 振替休暇なのか残業代なのか?それぞれの条件
残業設定

タイムカード修正設定

こちらはさらに、別機能であるワークフロー機能と連動して、打刻漏れ、遅刻・早退時のタイムカードの修正に関する条件が設定可能です。

タイムカード修正規則

その他設定

上述の基本設定以外にも下記の設定が可能です。

  • タイムゾーン
  • 打刻時に写真撮影必須有無
  • 打刻方法で設定した場所以外での打刻許可条件
  • 打刻方法で設定した場所以外に移動した際に、別サブ機能である「外出」と自動連動するか?

他にも今回ご紹介した、タイムカード機能は、顔認証や指紋認証デバイスと連携できますので、2,3百人ぐらいの規模以内の会社でしたら専用の勤怠の仕組ではなく、本機能を利用した方が、費用的にもユーザ利便性的にも良いかもしれませんので是非ご検討してみてはいかがでしょうか?

関連記事