プロセスの進め忘れをしない方法
案件を進めていく中で開発部へのサンプル提供依頼や、同行依頼をしても一向に開発部からのアクションが無く、直接、開発メンバーに確認したら、依頼申請を受け取ってないと言われ、kintoneを改めて開いてみると
“依頼アプリのレコードを登録した後、プロセスを進め忘れた!!”
というようなことを日常茶飯事で目にします。今回は、このようなケアレスミスで業務を止めないための方法をご紹介します。
利用するプラグイン
- BBI 保存時ステータス変更確認ダイアログ表示プラグイン※1
※BBIプラグインは、弊社でkintoneのご購入または運用支援サービスをご契約いただくとご利用いただけるプラグインです。
OKボタンで次のステータスに進む確認ダイアログ
レコード作成・編集後に作業者が自分の場合、下記のダイアログが表示されます。
このダイアログが表示される条件は、下記となります。そして、”OK”をすると画面の一番左のアクションが実行されます。
- 現在のステータスのアクション名が重複していない
- 一番左のアクションで進むステータスの作業者が「次のユーザ全員」、「次のユーザのうち一人」「次のユーザから作業者を選択だが作業者を指定していない」「プロセスのステータスで作業者が作成者」
上記条件以外の場合の情報ダイアログ
上記条件を満たさない場合は、現在の作業者がレコード編集後に、忘れないように情報ダイアログが表示されます。
設定画面
特に設定事項はなく、プラグインをインストールしてもらえれば、すぐ利用可能です。
補足:アクション名が重複とは
kintoneの仕様により、アクション後のステータスが違っても、アクション名が同じ場合、APIでプロセスを進めることはできませんので情報ダイアログが表示されます。
下図のようにアクション名が重複しないようにすると、確認ダイアログが表示されようになります。