【番外編】中国の田舎に出張するときの必需品
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你好!
新年快乐!(xin nian kuai le/シンニェンクァイラー/新年おめでとうございます!)
中国では、1月28日に除夕(chu xi/チューシー/中国の大晦日)を迎え、29日に盛大に春節を迎えました。
筆者はこの春節を中国の河南省にある農村部で過ごしました。この記事の最後に少しだけ中国農村部のリアル写真を紹介しようと思います。
中国で働くビジネスパーソンの中には、中国の田舎に出張される方も多いと思います。今回は、中国の田舎に行くときに準備すべきものとその中国語をご紹介します。
【必需品】
充电宝(chong dian bao / チョンディエンバオ) ――― モバイルバッテリー
都会にはレンタルできるモバイルバッテリーがどこにでもありますが、田舎は都会ほど多くありません。自分で持っていくのが無難でしょう。
消毒液(xiao du ye / シャオドゥイェ) ――― 消毒液
田舎に限らず、中国は日本ほど消毒液が店に常備されていません。特に田舎であればほとんどの店がおいていないですので、持参するのが良いです。
消毒湿巾(xiao du shi jin / シャオドゥシージン) ――― 消毒シート
食事をする際、テーブルを拭く用に持っておくと安心でしょう。食事以外にも、トイレの便座を拭いたり、水道が使えない際に持っておくと良いです。
胃药(wei yao / ウェイヤオ) ――― 胃薬
田舎の店は都会に比べて不衛生なことが多いです。日本人の私たちは慣れていないためか、すぐにおなかを壊してしまいます。また、中国の料理は油が多いので、消化促進剤など持っておくのも良いでしょう。
防寒用品(fang han yong pin / ファンハンヨンピン) ――― 防寒具(冬)
田舎は店やスーパーでエアコンをつけていないことが多いです。冬はぜひやりすぎなくらいの防寒をしてください。特に、東北地方等寒い地域に行く方はシルエットが雪だるまみたいになったとしても、防寒を優先するべきでしょう。
口罩(kou zhao / コウジャオ) ――― マスク
中国の田舎は、日本では嗅いだことのないにおいがします。その原因はたばこやゴミが多いですが、春節の期間では爆竹のにおいもまたきついです。また、砂埃も多いので、マスクは絶対に忘れないようにしてください。
牙刷(ya shua/ヤーシュア)―――歯ブラシ
これは都会や田舎問わず、中国に行く方は日本から持参するのをおすすめします。中国の歯ブラシはとても大きく、日本の歯ブラシを愛用している方からすると、大きすぎて使いにくいかもしれません。
【あればなおよし】
日本食品(ri ben shi pin / リーベン シーピン) ――― 日本の食べ物
田舎は都会と違って日本の食品が簡単に手に入りません。日本食も少ないので、長期で出張をされる方は、即席みそ汁やカップラーメン、お菓子などを持っていくのをおすすめします。
便携式电热水壶(bian xie shi dian re shui hu / ビエンシエ シー ディエンルーシュイフー) ――― 携帯式湯沸かし
これは今回筆者が田舎に持って行って一番良かったものです。田舎の店などにあるお湯は基本的に水道水を沸騰させたものです。殺菌されているとはいえ、土っぽい味がする場合があるので、携帯湯沸かし器をもっていき、ペットボトルの水を沸かして飲むのが良いでしょう。
太阳眼镜(tai yang yan jing / タイヤン イェンジン) ――― サングラス
田舎は都会とは違い、高いビルが少ないので太陽が直接あたります。朝や昼間は非常にまぶしいので、サングラスを持っていくことをおすすめします。
可冲式湿厕纸(ke chong shi shi ce zhi / クーチョンシーシーツゥージー)――― 流せるティッシュ
中国のトイレでは、基本的にトイレットペーパーは流せません。しかし、日本人の私たちは習慣でうっかり便器に流してしまいがちです。トイレ詰まりを避けるためにも、流せるティッシュを持っていきましょう。
【あってもなくてもいい】
现金(xian jin / シェンジン) ――― 現金
「田舎だからネットが発達しておらずアリペイやWechat Payが使えないかも!」なんて心配は無用です。文明が都会ほど進んでいない田舎でも、ネットはかなり進んでおり、キャッシュレス決済も当然のように浸透しています。屋台などでもキャッシュレス可能なので、現金はあってもなくてもいいです。また、クレジットカードはほとんど使えませんので、注意してください。
いかがでしたか。
以上が、中国の田舎へ出張するときに持って行っていくと良いものです。
ぜひ、持ち物リストとしてお役立てください。
番外編・河南省田舎写真~リアルな中国~
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高速鉄道の駅です。満員でベンチに座れなかった人は、時間が来るまでスーツケースの上に座って待ちます。
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4時間の高速鉄道+1時間の車に乗って田舎に到着しました。朝ごはんを食べました。田舎の朝ごはんは安いです。メニュー全部食べても、24元(約500円)です。
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家について少し休憩してから、マーケットに出かけました。鴨と鶏が生きている状態で売られていました。
子どもが愛おしそうに鴨を撫でていましたが、果たしてこれを後ほどさばいて食べることを理解しているのでしょうか…。
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鶏がその辺を走っています。
朝は目覚ましをかけなくても、「コケコッコー」で目覚めることができます。
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家族みんなでごはんです。鍋、炒め物、揚げ物、蒸し肉、様々です。河南省の味付けは少し濃いイメージでした。
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年越しまでみんなで麻雀をします。筆者はルールが分からないので、後ろで見ていました。「春晚」と呼ばれる中国の紅白歌合戦のような番組がありますが、筆者のうちではテレビがなかったので、ひたすら麻雀やトランプをして遊んでいました。
まだまだご紹介したい写真はありますが、それはまた別の機会にご紹介できればと思います。
それでは、再见!