中国のホテルに泊まるときに準備するべきもの

你好!2025年4月現在、日本から中国へ行くのに30日以内の短期滞在であれば、ビザの取得は必須ではなくなり、いわゆるノービザで渡航できるようになりました。その影響で、中国へ出張をする日本人ビジネスパーソンもかなり増えました。今回は、中国のホテルに泊まるにあたって、準備したほうがいいものと関連する中国語をご紹介します。
【必需品】
护照(hu zhao / フー ジャオ)―――パスポート
チェックインの際に必ず必要になります。飛行機や高速鉄道でも必要になるので、必ず持っているとは思いますが、忘れないように注意してください。
入境章(ru jing zhang / ルー ジン ジャン)―――パスポートの入国スタンプ
いつ入国したのか記録される場合があります。ほとんどの場合、入国審査でスタンプは押されるので問題ないと思いますが、どのページに押されたのか、すぐに出せるようにしておくのが良いでしょう。
预订单复印件(yu ding dan fu yin jian / ユー ディン ダン フー イン ジェン)―――予約表のコピー
提出を求められることは少ないですが、念のため予約表をコピーして持っておくと安心です。
信用卡(xin yong ka / シン ヨン カー)―――クレジットカード
保証としてクレジットカードの提示を求められることがあります。VISAかMASTERのどちらかを持っていれば安心です。
护发素(fu fa su / フー ファー スー)―――コンディショナー
中国のホテルではシャンプーとボディソープは備え付けられていることが多いですが、コンディショナーは用意されていないことが一般的です。髪の毛が長い方は必ず持参するようにしましょう。
睡衣(shui yi / シュイ イー)―――パジャマ(寝巻)
パジャマは中国のホテルでは備え付けられていないことが多いです。簡易的な寝巻が用意されている場合もありますが、基本的には自分で持っていくことをおすすめします。
梳子(shu zi / シュー ズ)―――くし
くしが備え付けられていないホテルも多いため、日常的に使用している方は持参するとよいでしょう。
【あったら便利なもの】
除菌喷雾(chu jun pen wu / チュー ジュン ペン ウー)―――除菌スプレー
地方のホテルでは、シーツや枕の清潔さが気になることがあります。気になる方は、除菌・消臭効果のあるスプレーを持参すると安心です。
牙刷(ya shua / ヤー シュア)―――歯ブラシ
アメニティとして用意されていることがほとんどですが、中国の歯ブラシはサイズが大きめで、特に女性には使いにくいと感じる場合があります。使い慣れたものを日本から持参することをおすすめします。
便携加湿器(bian xie jia shi qi / ビエン シエ ジャー シー チー)―――簡易加湿器
地域にもよりますが、ホテルの部屋は非常に乾燥していることがあります。電圧の問題がありますから、USB接続の簡易加湿器を持っていくと良いでしょう。
卫生纸(wei sheng zhi / ウェイ シェン ジー)―――トイレットペーパー
ホテルにもトイレットペーパーはありますが、トイレに流せないタイプがほとんどです。気になる方は、日本から水に流せるタイプを持っていくのが安心です。
洗手皂(xi shou zao / シー ショウ ザオ)―――手洗い石鹸
石鹸が備え付けられているホテルもありますが、においが強い、サイズが小さいなど使いづらい場合があります。使い慣れたものを持っていくとよいでしょう。
【あったらいいけどどっちでもいいもの】
毛巾(mao jin / マオ ジン)―――タオル
タオルは基本的にホテルで用意されていますが、自分のものを使いたい方は持参するとよいでしょう。
小镜子(xiao jing zi / シャオ ジン ズ)―――手鏡
ホテルによっては洗面所以外に鏡がないことがあります。部屋でヘアセットや化粧をしたい方は持っていくと便利です。
变压器(bian ya qi / ビエン ヤー チー)―――変圧器
日本と中国では電圧が異なるため、電化製品によっては変圧器が必要です。ただし、スマートホンやパソコンの充電器などは共通で使えることが多く、必須とは限りません。
现金(xian jin / シエン ジン)―――現金
中国ではQRコード決済(支付宝・微信支付)が主流です。現金しか使えない場所も一部ありますが、基本的には緊急用程度に考えておくとよいでしょう。
【いらないもの】
转换插头(zhuan huan cha tou / ジュアン ホワン チャー トウ)―――変換プラグ
中国のコンセントは日本のAタイプと互換性があります。日本の電化製品はそのまま使用できることが多いため、変換プラグは不要です。これが実際のコンセントの形になります。上の方に、日本のプラグを差し込むことができます。

いかがでしたか。
これから中国へ赴任する方や出張される方の参考になれば幸いです。
それでは、再见!