中国生活、ここに注意!知らないと戸惑う6つのポイント

中国で生活するにあたって、気を付けるべきことは色々あります。
今回はその中でも、「えっ、それ知らなかった…!」となりがちなことをいくつかご紹介します。
中国に赴任を予定されている方や、中国での生活をはじめたばかりの方は、ぜひ参考にしてみてください。
※以下の内容は、すべての地域や人にあてはまるわけではありません。あくまで参考としてご覧ください。
誕生日はうかつに公開しない
誕生日を祝ってもらえるのは嬉しいことですが、中国では“誕生日の人がみんなにごちそうする”という文化があります。
うっかり給料日前に「今日、誕生日なんだよね〜」なんて言ってしまうと、「じゃあ、ごちそうしてね!」となることも…。
財布がスッカラカンにならないように、誕生日を公表するタイミングには要注意です。
お茶は「无糖」の文字をチェック
お茶大国・中国では、どこにでもペットボトルのお茶が売られています。
しかし、日本のお茶と違って、加糖タイプがかなり多いのです。
緑茶やウーロン茶、ジャスミン茶も、加糖と無糖があります。
うっかり加糖のものを買うと、その甘さに驚くかも…。
「无糖」や「0添加糖」などの表示を確認してから購入しましょう。
時間はあくまで目安
中国では、時間の約束があっても、その通りになるとは限りません。たとえば、修理業者を13時に頼んだのに、実際に来たのは14時半だった……なんてことも。逆に、「近くまで来たから早めに来ちゃった!」と、予定よりも早く訪問されることもあります。
日本では“時間厳守”が当たり前ですが、中国ではそこまで厳密ではないのが一般的。時間はあくまで「目安」と考えて、あまり神経質にならずに構えることが大切です。
お茶出しは常温が無難
中国のオフィスでお客様対応をする場面では、飲み物の温度にも気を配りましょう。
日本では夏に冷たい飲み物を出すのが一般的ですが、中国では「冷たい飲み物は体に悪い」と考える人が多く、夏でも温かいお湯を飲む人が多いです。
とはいえ、冷たい飲み物を好む人もいるため、常温の水やお茶を出すのが無難です。
余談ですが、筆者は「コーラ温められますか?」と店員さんに聞いている人を見たこともあります。
薬は無理に勧めない
「頭が痛い」と言う部下に鎮痛剤を渡すのは、日本では自然な行動かもしれません。
しかし、中国では「薬は体に良くない影響がある」と考える人も多く、薬をすすめると完全拒否されることも。
体調が悪そうな人がいたら、まずはお湯を入れてあげると良いでしょう。
「辛いの得意です」は慎重に
最近は日本でも麻辣湯(マーラータン)や火鍋などのブームで、「辛いもの好き」が増えていますよね。
でも、中国の辛さは日本の2〜3倍! 油断して「辛いの好きです」と答えると口から火を吹くことになるかも。
中国では辛さに段階があります:
- 不辣(辛くない)
- 微辣(ピリ辛)
- 小辣(普通の辛さ)
- 中辣(中辛)
- 重辣(かなり辛い)
- 特辣(激辛)
- 爆辣(超激辛)
「中辣」でも日本の激辛レベルのことがあるので、初めてなら「微辣」から始めるのが安全です。
いかがでしたか?
中国での生活では、日本とは異なる文化や価値観に触れる機会がたくさんあります。
ちょっとしたことでも、知っておくことでスムーズなコミュニケーションにつながります。
中国赴任を予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、再见!