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kintoneでSFA

県を選んだら地方区分を自動的に選択させる方法

件を選んだら地方区分を自動的に選択させる方法

SFAとしてkintoneを使う際の、実用テクニックをご紹介します。

今回は、県を選んだら地方区分(関東地方など)を自動的に選択させる方法をご紹介します。これを実現することで、都道府県別の顧客数の集計だと細かすぎた場合に粒度の荒い地方区分別の集計が可能になります。

利用するプラグイン

  • rex0220 計算式プラグイン※1

※1 rex0220プラグインは中華圏(中国大陸、香港、台湾)では、弊社がQYPSというブランドでサブスクリプション形式で提供しております。

QYソリューション

アプリの設定

都道府県と地方区分の選択肢はこちらからダウンロードしてください。

①都道府県フィールド

タイプ:ドロップダウン
フィールド名:都道府県
フィールドコード:都道府県
初期値:無し
必須:Yes
道府県フィールド

②地方区分ドロップダウン

タイプ:ドロップダウン
項目名:地方区分
フィールドコード:地方区分
初期値:無し
必須:Yes
地方区分ドロップダウン

計算式プラグインの設定

計算式プラグインの詳細な利用方法はこちらをご参照ください。

プラグイン設定画面上の地方区分フィールドコード部分に計算式を埋め込みます。

計算式

コピペ用に実際の計算式は下記となります。

IFS(IN(都道府県,"北海道"),"北海道地方", IN(都道府県,"青森県","岩手県","宮城県","秋田県","山形県","福島県"
),"東北地方",IN(都道府県,"茨城県","栃木県","群馬県","埼玉県","千葉県","東京都","神奈川県"
),"関東地方",IN(都道府県,"新潟県","富山県","石川県","福井県","山梨県","長野県","岐阜県","静岡県","愛知県"
),"中部地方",IN(都道府県,"三重県","滋賀県","京都府","大阪府","兵庫県","奈良県","和歌山県"
),"近畿地方",IN(都道府県,"鳥取県","島根県","岡山県","広島県","山口県"),"中国地方",IN(都道府県,"徳島県","香川県","愛媛県","高知県"),"四国地方",IN(都道府県,"福岡県","佐賀県","長崎県","熊本県","大分県","宮崎県","鹿児島県","沖縄県"),"九州地方","")

動作確認

都道府県を選ぶと、自動で地方区分が選択されますね。

動作確認

補足

今回紹介した内容は、kintoneの標準機能の計算式でも実現できますが

  • IF,OR,CONTAINSを47個分実装する必要があり非常に煩雑である
  • 計算式となると文字列として扱わるため、検索時に選択できない、集計・一覧画面でソートが地方区分で意図した順番で表示されない

などの不便な点がありますので、今回した利用した計算式プラグインでの実現を推奨します。

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