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kintoneでSFA

案件区分を想起できる案件番号を採番する方法

案件区分を想起できる案件番号を採番する方法

受注後、販売管理システムと連携し、案件ごとの損益計算や、見積と案件の紐づけなど、案件を特定するために案件番号を利用する機会は多いと思います。今回は、案件内の情報を使った案件番号を採番する方法をご紹介いたします。

cybozu developper networkでも、採番プラグインは公開されていますが、あくまでもサンプルということもあり

  • 携帯版からの登録には対応していないこと
  • 採番ルールに柔軟性がない
  • 採番のタイミングを制御できない

など実運用に使う場合においては少し不足しているため、今回ご紹介するプラグインをご利用いただくことをお勧めします。

利用するプラグイン

  • rex0220 算式自動採番プラグイン ※1

※1 rex0220プラグインは中華圏(中国大陸、香港、台湾)では、弊社がQYPSというブランドでサブスクリプション形式で提供しております。

QYソリューション

採番に必要なフィールドの用意

採番に必要な3つのフィールド、案件番号(文字列1行 必須、重複禁止)、案件番号ヘッダー(文字列1行)、案件番号枝番(数値)を用意します。

採番に必要なフィールドの用意

APIトークンの用意

案件が利用者全員参照可能であれば不要ですが、レコード条件による参照権限を設定している場合は、参照権限が付与されたAPIトークンを発行します。APIトークンは、「アプリの更新」を完了しないと有効にならないので、後続のプラグインの設定を行う前に一度「アプリの更新」をクリックしてください。

APIトークンの用意

プラグインの設定

フィールドのマッピング

それぞれ事前に用意したフィールドを選択し、APIトークンを入力します。ヘッダーと枝番は、ユーザにとっては不要なので非表示に✓を入れます。

フィールドのマッピング

採番計算式

案件管理上のフィールドの値を使った計算式で柔軟に採番ルールを実装できます。弊社の例ですと、拠点が3拠点あるので、それによって識別できるようにしています。

"ANK-"&SWITCH(商談拠点,"東京","01","上海","11","台湾","12","99")&DATE_FORMAT("TODAY","YYMM")&"-@@@"

採番条件

今回は、案件登録時に採番しますが、状況によっては受注案件番号のように受注したタイミングで採番なども実装可能です。

動作イメージ

登録画面

設定したようにヘッダー、枝番項目は非表示になっています。

登録画面

詳細画面(登録完了)

東京の案件なのでANKの後が「01」となっていることがわかります。

詳細画面

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