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kintoneでSFA

承認依頼中の見積を自ら差し戻す方法

承認依頼中の見積を自ら差し戻す方法

kintoneでSFAを使っている会社の多くは、見積申請もkintoneで運用しています。その際は、基本的にはプロセス管理機能で承認を行っているでしょう。その際に問題になるのが、

“一旦、申請して途中で間違いに気づいても自分で差し戻しできない”

です。その際は、承認者にお願いして差戻しをしてもらうという手間が必要になります。タイミングよっては、承認者も差戻操作が遅れ、そして、見積作成者もお願いした後、別の業務などが入り差し戻された見積を数時間後に修正するなど時間的に効率が悪くなってしまいます。今回は、そんな悩みを解決するプラグインをご紹介します。

利用するプラグイン

  • BBI Report Assist(プロセス取消機能)※1

※BBIプラグインは、弊社でkintoneのご購入または運用支援サービスをご契約いただくとご利用いただけるプラグインです。

kintone Add-on

動作イメージ

営業ユーザが作成した見積で、現在ステータス「承認中」で作業者がAdministratorですが、見積作成ユーザが対象見積の詳細画面を開くと”取消”ボタン(赤枠)が表示されます。ボタンをクリックすると、未処理に戻ります。

動作イメージ

設定方法

APIトークンの発行

レコード閲覧、アプリ管理に✓を入れたAPIトークンを用意します。

APIトークンの発行

プロセスの設定

“取消”のアクションを設定します。実行後のステータスは、任意のステータスを指定してください。

アクションを設定

プラグインの設定

プラグインの設定画面で、取消ボタンを表示するステータスを選択します(例では、承認中、複数選択可)。そして、アクション名を指定します。

また、取消のアクション名の多言語を設定している場合は、このプラグインでも同様の多言語設定をしてください。

プラグインの設定

これで、取消が実現可能になります。

制約

APIの仕様により、下記の制約がありますのでご注意ください。

  • アクション名”取消”を同じステータス内に複数設定している場合にエラーになります。
  • 取消アクション後のステータスの作業者が「次のユーザのうち1人」で、未入力以外の場合は、作業者をログインユーザとしてステータスを変更します。もし、ログインユーザが含まれないような設定をしている場合はエラーになります。

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